BMW E60にfclのHIDキットを取り付けました
BMW
530i Mスポーツ(E60)
ヘッドライト : fcl.純正HID交換用バルブ D1S 6000K
フォグランプ : fcl.35W HB4 6000K HIDキット
BMW 530i Mスポーツ(E60)のヘッドライトにfcl.純正HID交換用バルブ D1S 6000Kを、フォグランプにはfcl.35W HB4 6000K HIDキットを取り付けました。
各種取り付けの流れをご案内致しますので、取り付け作業にお困りの際、是非ご参考になさって下さい。
今回の作業はLoビームとフォグランプにHIDを取り付けます。ヘッドライトユニットを取り外してからの作業になるので、まずボンネットを開けます。
次に、ヘッドライト廻りにキズがつかないようにテープを貼ります。
アッパーのゴムモールを取り外します。
ゴムモール下に隠れていたビス5ヶ所を取り外します。(トルクスレンチ使用)
ヘッドライトユニットを固定しているビス2ヶ所を取り外します。(トルクスレンチ使用)
後で取り外しやすくするために、Hiビーム側の裏ぶたを予め外しておきます。
ヘッドライト後方、下側にも8mmのビス2ヶ所を緩めておきます。
ヘッドライトユニットに挿してあるカプラーを2ヶ所外します。
これで、ヘッドライトユニットを丁寧に取り外します。
外れました。(反対側も同様です)
Loビームの裏ぶたを外します。
画像中央の四角い部分がD1Sバルブです。
D1S本体の下側にさしてあるコネクターを丁寧に取り外します。
横の金具を押さえると、下のツメが下がる仕組みになっています。
反時計回りにねじって、
丁寧に後方に引き抜きます。
バルブの周囲にあるブラケット(円形の部品)を外します。
ツメを指で押さえると、こんな風に外れます。
fcl.D1Sに先程のブラケットを取り付けます。凸部の位置を正確に合わせて組み立てます。
デリケートなパーツなので、丁寧に押し込み、時計回りに回し、固定します。
コネクターを正確に取り付けて、裏ぶたを取り付けて完了です。反対側も同様に作業します。
これでLoビームのHID化は完了です。
ヘッドライトを取り外しているので、上から作業します。純正カプラーのツメを押して、下方向に引き抜きます。
反時計回りに回し、バルブを取り外します。
続いて、HB4バルブを取り付けます。
丁寧に挿し込んで、時計回りに回し、固定します。
裏面に付属のビスで取付ステーを取付けます。
表から見た状態
ヘッドライト下ブラケットの既存のボルトを使用して、バラストを取り付けます。
同様にキャンセラーも取り付けます。
純正フォグランプのカプラーとキャンセラーの入力側カプラーを接続します。
(今回バルブ付属の電源用ハーネスは使用しません。)
キャンセラーの出力側とバラストの電源カプラーを接続します。
高圧側のカプラーを丁寧に接続します。
イグナイターはヘッドライト下ブラケットにインシュロックを使用して固定します。各ハーネスをインシュロックで取りまとめ、左側フォグが完了です。
次に右側を取り付けていきます。バルブ、キャンセラー、バラストを取り付けます。ボディから出ている既存のボルトを利用してバラストを固定し、キャンセラーと各カプラーを接続していきます。
左側と同様にイグナイターを固定し、各ハーネスをインシュロックで取りまとめ、右側フォグも取付完了です。
一通りの作業が完了した時点で作業確認をします。 全ての各カプラーが接続されていないと車輌側がエラーを 認識してしまう場合があるので、一旦ヘッドライトの各カプ ラーやその他に取り外した配線等をきちんと接続し、仮に 組み立てた状態でエンジンをスタートさせ、点灯確認をし て下さい。メーターディズプレイに球切れ警告等の点灯が ないことを確認したのち、取り外した逆の手順で全てを組 み立てて完成です。 ※各カプラーが接続されていない状態でイグニッション ONすると警告灯が点灯しキーOFFにしても消灯しなくな ることがあります。消灯しない場合は最寄りのデューラー か、修理工場でリセット作業をしていただく場合がござい ます。予めご了承下さい。
キャンセラーを使用しないとメーターに警告灯が点灯します。E60のフォグにHIDを取り付けた場合、およそ1分後にフォグランプが消灯し、警告灯が点灯します。
点灯テストを行います。
これでフォグランプのHID化は完了です。