トップ > HID選び方 > なぜメーカー商品はルーメン表記? 車検はカンデラなのに、なぜメーカー商品はルーメン表記?平成27年9月より新車検基準が設けられましたこともあり「社外品のLEDヘッドライトを装備してみたものの果たして車検は通るのか?」と不安に思っている方も多くいらっしゃると思います。 車検テストの光量測定はカンデラ。しかし各社から発売している多くの商品の光量の単位はルーメン。となると当然商品を選ぶ際に判断が難しく、購入するにあたって躊躇してしまいますよね。 ということで本日は「何故メーカーが公表する表記はカンデラではなくルーメンにするのか?」という話題にスポットを当ててみましょう。 突然ですが皆さんの中でこんな憶測があるかもしれません。 「ルーメン単位とカンデラ単位は同じようなものだから?」 結論を先にお伝えします。メーカーがカンデラではなくルーメンで明るさを表記する理由それは、 「メーカー側ではカンデラ値を測定する事が不可能」 はい。まずここで「カンデラとルーメンの違い」分かり易く説明してみたいと思います。 図を見ていただいてお分かりいただけましたでしょうか? ・ルーメンとはそのバルブ自体が発光する明るさの量。 ここまでお話するとお察しの方もいらっしゃると思いますが、カンデラは皆さんが乗っている車種やライトリフレクター(ヘッドライトの周りの銀色の反射板)の状態によって大きく異なってきます。 ゆえに各メーカーでは使用者のカンデラ値を正確に測定することが出来ません。そのため、メーカーはカンデラの代わりにバルブ本体が発する大元の光を測定し、ルーメン単位で表記しているというわけですね。 【カテゴリー一覧】
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