今回はHIDキットの取り付けでの注意点についてまとめました。
対象のバルブ形状は以下の形状です。
【バルブ形状 H8/H11/H16/HB3/HB4】
他のバルブ形状とは異なり、H8とH11は電源取り出しハーネス部分にカプラーを取り付けていただく
作業があります。慣れれば簡単な作業ですが、最初は戸惑うかもしれません。
よりイメージできるよう動画を作成しましたので、ご確認ください。
【バルブ形状 H8/H11/H16/HB3/HB4】
画像とテキストで確認したい方は以下をご覧下さい
H8/H11の場合は、取り付けやすい用にカプラーが2個付属しています。取り付け方法は後半でお伝えします。
また、HB3は【 9005 】とタグに記載されていますので、形状の確認の際は注意してください。
HB4は【 9006 】とタグに記載されていますので同じく注意してください。
防水ゴムの取り付け方法(対象バルブ:H8/H11/H16)
H8/H11/H16は輸送の状態になっているので、防水ゴムを組み立てます。
白のリングを外し、オレンジの防水ゴムを土台の1番下の溝に嵌はめます。
端子にカプラーを取り付ける(対象バルブ:H8/H11/H16)
H11(H8)の電源取出しハーネスは、出荷時は端子に収縮チューブが施してあります。
カプラーを取付ける場合、配線を傷つけないように収縮チューブを取り除きます。
付属のカプラーを取付けます。オレンジの防水ゴムを配線に通します。
実際に取付ける際は、カプラーに向きがあるので、車輌側の極性を確認して下さい。
最後に細いマイナスドライバーなどを使用して、綺麗に嵌めます。
それでは実際に接続してみましょう。(片側)
まずは電源取出しハーネスとバラストを接続します。
次にバラストとバルブを接続します。
そして、車輌の代わりに準備した電源器と電源取出しハーネスを接続します。
スイッチオンで点灯します。
電圧安定リレーハーネスを使用した場合の取り付け方法
次はオプション(別売)の電圧安定リレーを付けてみましょう。
電圧安定リレーを取付けることにより、安定した電圧を供給させることができます。
更に必要な電流がスムーズに供給できるため、安定して使用することができます。
最初にバラストとバルブを接続しておきます。
反対側も同様です。
1つ目です。リレーとバラストを接続します。
2つ目です。反対側も同様です。
3つ目です。電源取出しハーネスとリレーの信号線を接続します。
そして、車輌側スイッチと接続します。(反対側のこの配線は使用しません。)
4つ目です。バッテリーの代わりに準備した電源器と接続します。
5つ目です。車輌のアース(-)の代わりに準備した配線と接続します。
車体側金属部分へのボディアース取り付けをイメージして、接続していきます。
スイッチオンで点灯します。
以上で電圧安定リレーの接続は完了です。
HB3,HB4形状の取り付けでの注意点
極性について!! HB3 HB4に関してですが、車種により極性が逆の場合があります。
その場合、細いマイナスドライバーなどを使用して、一旦カプラーを分解します。
端子を止めているカプラー内のツメをツールで持ち上げ、カプラーを外します。
外したカプラーを180度反転させて、再び取付けます。
H11(H8)の場合でも、極性を逆にするための要領は同じです。
車種によっては、穴を開ける必要があります。
25mmのホールソーとドリルを使用し、ヘッドライトの裏蓋に配線を通すための穴を開けます。
カッターやサンドペーパーなどを使用して、開けた穴の縁のバリを取り除きます。
配線を通し、完成です。
防水ゴムの周囲にコーキング剤を施せば、更に防水性が高まります。
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