2018-10-15
ノートe-powerにLEDヘッドライトを取り付け。純正ハロゲン、高効率ハロゲンと比較

ハロゲンバルブより視認性が良く消費電力が少ないHIDやLEDですが、全車輌標準にならないのは比較的高額な導入コストによる車輌価格の違いが関係していると思っております。そこで純正導入よりコストが安いアフターパーツを使用してどの程度の視認性や明るさの違いが確認できるのかを、fcl.様の御協力のもとに比較検証してみたいと思います。

今回取付けた車種と商品情報

今回は、ヘッドライトロービーム(バルブタイプ H11)にて純正ハロゲンバルブ仕様とLEDライト仕様の設定がある日産ノートe-power(グレードX ハロゲン仕様 2016年12月登録車輌)を使用して、以下の各タイプの比較をおこないます。

比較した商品

  • 純正ハロゲンバルブ
  • 高効率ハロゲンバルブ(定格12V 55W 明るさ120Wクラス 3350K)
  • fcl.製 2018年モデル H11 ハロゲン色 3500K
  •      〃        ホワイト色 6000K

比較に対し確認したいこと

①ハロゲン色を基本として
「純正ハロゲンバルブ」「高効率ハロゲンバルブ」「LED ハロゲン色」の違いを確認

②LED ホワイト色とハロゲン色の違い

この2点を確認する事を目的とします。

それでは、ロービームに取付けてみます。

今回の作業としては、

①純正ハロゲンバルブから高効率ハロゲンバルブに交換。
②高効率ハロゲンバルブからLEDハロゲン色に交換。
③LEDハロゲン色からホワイト色への交換。

基本共通の作業になり、LEDの部分が異なります

交換作業に必要な工具

ラチェットハンドル+10mmのディープソケット相当のもの。 ラチェットハンドルを持っていない方は10mmのメガネレンチ(オフセットがあった方が使いやすいかもしれません)

その他には、マグネットトレイ等の外したボルト入れがあった方が良いでしょう。また,スパナでの作業も可能ですが、ボルトを変形させてしまう可能性が高い為に推奨しません。

LoビームハロゲンバルブH11の交換手順(バルブ交換の基本作業)作業スペース確保の為に、エンジンとインバーターの冷却タンクを取り外します。

高効率バルブへの交換-助手席側

①助手席側のリザーブタンクの取り外し

ラチェットハンドル+10mmのディープソケットを使用してリザーバータンクを固定しているボルト2本とアース線を固定しているボルト取り外します。助手席側は通常ソケットでも10mmのメガネレンチでも可能です。

②リザーバータンクの移動

リザーバータンクのボルトを取り外しましたら、タンクを持ち上げてこのような感じで移動させます

③防水キャップ/カバーの取り外し

防水キャップ/カバーは、ゴム製ではめ込み式です。回してロックするタイプではありません。このように簡単に取り外せます。

④H11バルブの取り外し

H11バルブを反時計方向/左に回して取り外して交換します。

⑤バルブコネクターからのH11バルブ取り外し

コネクターの解除部分を摘みながら、H11バルブを引き抜き取り外します

⑥新しいバルブの取り付け

ヘッドライトユニットのバルブセット位置には、切り欠き部分があり左側1つだけ幅の広い場所があります。バルブには、切り欠きに合う形状の金属板が3ヶ所あります。位置を合わせてセットをして、時計方向/右に回して固定します。

挿入時は、覗きこんで確認する事ができません。場所の感覚をつかんでおきたいです。取り付け完了後は、上記「④H11バルブの取り外し」の画像のコネクター位置になります。コネクターが下を向いている位置です。

防水キャップ/カバーの取り付けから、リザーバータンクの取り付け

防水キャップ/カバーをはめ込みましたら、リザーバータンクを元の位置に戻します。リザーバータンクを10mmのボルト2本で固定し、アース線を10mmのボルト1本で固定して作業完了です。

高効率バルブへの交換-運転席側

①運転席側のリザーバータンクの取り外し

ラチェットハンドル+10mmのディープソケットを使用してリザーバータンクを外します。ソケット+エクステンションバーの組み合わせでも可能です。ある程度の長さがありませんと、タンクにラチェットのヘッドが干渉します。

上記工具の無い方は、メガネレンチでの作業になります。

②リザーバータンクの移動

リザーバータンクのボルトを取り外しましたら、タンクを持ち上げてこのような感じで移動させます

③防水キャップ/カバーを取り外します。
ここからは、助手席側での作業と同じになります。助手席側での作業を参照してください。防水キャップ/カバーは、ゴム製ではめ込み式です。回してロックするタイプではありません。

④H11バルブの取り外しから新しいバルブの取り付けとリザーバータンクの取り付け

助手席側と同じように、防水キャップ/カバーを外してH11バルブを反時計方向/左に回して取り外して交換します。交換後は、リザーバータンクを元の位置に戻し10mmのボルトで固定して完了です。

リザーバータンクの突起をエンジンルーム内の穴に差し込みますので注意して下さい。

ハロゲンバルブからLEDヘッドライトに交換

作業の流れとしては、上記のバルブ基本作業となります。

fcl.製 2018年モデル H11 LEDヘッドライトを取り付けるにあたり、注意点等を記載していきます。

①取付け必要スペースの確認

上がfcl.製LEDバルブ。下がハロゲンバルブになりますが、LEDはヒートシンクの部分のスペースが後方に必要となります。

②LEDバルブ取付け

ヘッドライトユニットとバルブの切り欠き位置の関係上でfcl.の文字を上(縦)になるように挿入し、時計方向/右に回して取付けますとfcl.の文字が水平になります。※LEDチップが水平に取り付ける場合リフレクタータイプはこれになります。運転席側も同じになります。

③LEDバルブのセット位置

画像は助手席側になります。loユニット内において中心でなく左斜め上寄りにセットされます。しかしこのようにユニット内とヒートシンクは接触しておりません。

運転席側も同じく中心にはセットさせません。

④コントローラとバルブコネクターの処理

コントローラとバルブコネクターをLoユニットのヒートシンクとの隙間から中に入れます。Lo側点灯しています。この様にユニット内に入れていきます。*今回コントローラは、タイラップで固定しませんでした。

⑤プロジェクターヘッドライト車輌にLEDを取り付ける場合について

上記②での取付け位置ですとLEDチップが水平になります。プロジェクター内部にあるリフレクター板に対しては、LEDチップを垂直にすると良いとの回答も見られます。実際にチップを垂直にして、水平より明るくなったと発言している方もいます。

そこでチップの位置を変えてみました。

LEDチップ向き水平

LEDチップの向き垂直

※水平位置に比べて前方向中央部が明るくなりました。その代わりに照射範囲が横に狭くなりました。植栽に光源照射しますとカットライン上方のゾーンⅢにも光が届いています。プロジェクターの為に見た目ほどまぶしくありませんでしたし、対向車からパッシング等されませんでした。

たしかに前方向中央部における明るさは水平時に比べて明るくなったと思いますが、その代わりに横の明るさの範囲が狭くなったと思います。

結果的に見て、ハロゲンバルブに近い照射範囲になったと思います。どちらを選ぶかは、好みの問題と思います。比較検証では、チップを水平位置に取り付けました。

各バルブにおける比較

明るさ比較

純正ハロゲンバルブ 12V55W

高効率ハロゲンバルブ 12V55W → 120Wクラス

上の純正バルブと比較しますと、プロジェクター部分が明るいと思います。ヘッドライトユニットにも光が写るようになりました。

fcl.製2018年モデル LED ハロゲン色

こちらは、上記ハロゲンバルブに比べて全体の光量が増え明るくなっていると思います。 ヘッドライトユニットのカバーにも光がはっきりと写るようになりました。

fcl.製2018年モデル LED ホワイト色

こちらは6000K相当の為、ハロゲン色と比べて明らかに白いです。特にプロジェクターから照射された光がヘッドライトユニットのカバーに映っていますが、写真には青白く映っています。

配光の比較

植栽に光源を照射し、配光の比較を行いました。
※車外にて、車両前中央に立ち撮影を行っております

純正ハロゲンバルブ

高効率ハロゲンバルブ

全体的に明るく感じますが、配光の中央方向と左側が特に明るくなっていると思います。

fcl.製2018年モデル LED ハロゲン色

高効率ハロゲンバルブと比べても、さらに全体的に明るくなっていますが、 配光中央下部が特に明るくなっています。

fcl.製2018年モデル LED ホワイト色

LEDで6000Kの為でしょうか、植栽に照射している部分がハロゲン色LEDより白くはっきりと照らしています。光源を照射するコンクリート製の壁等があれば良かったのですが、照射範囲の比較と同じ場所で行うには植栽しかありませんでした。

照射範囲の比較

駐車場路面にて、照射範囲の比較を行いました。
※車外にて、車両前中央に立ち撮影を行っております。

純正ハロゲンバルブ

高効率ハロゲンバルブ

純正バルブと比べますと照射部分が全体的に明るくなっており照射範囲が広がっている事が確認できます。照射距離や前方向中央部の明るさも伸びています。

fcl.製2018年モデル LED ハロゲン色

上記2種類のハロゲンバルブとの差がはっきりと判ると思います。照射部分がさらに全体的に明るく、照射範囲が広がっている事が確認できます。しかし照射距離や前方向中央部の明るさは、高効率ハロゲンバルブが優位な感じです。

fcl.製2018年モデル LED ホワイト色

こちらもハロゲン色と比べますと照射部分が全体的に白く明るくなっており照射範囲が広がっている事が確認できます。LEDはハロゲンバルブと異なり前方向に全体的に明るくなるよりもともと照射されていた部分がさらに明るくなった感じがします。

その他の比較

ハロゲン色とホワイト色を比較の補足としてこちらの画像も確認してください。

高効率ハロゲンバルブ3350Kとfcl.製2018年モデル LED ホワイト色の比較画像。

fcl.製2018年モデル LEDヘッドライト運転席側 ハロゲン色助手席側 ホワイト色

fcl.製2018年モデル LEDヘッドライト運転席側 ハロゲン色 助手席側 ホワイト色

配光の比較3枚目と4枚目と同じになるような位置で写真を撮ったのですが、こちらの方がLEDのハロゲン色とホワイト色の違いがはっきり判ります。

※参考比較画像
トヨタMARK-X GRX121 プロジェクター HID Loビーム
純正外リプレースバルブ6200Kにて。

結果として個人の所感

・HIDに対し絶対的な明るさは不足しますが、LEDは取付け易さを筆頭に省電力・長寿命でホワイト色を手軽に手に入れることができます。

・純正ハロゲンの性能向上になっている高効率バルブ(ハロゲン色やホワイト色)にもLEDに対し優位性があります。

・発光プロセスの違いがあるが、ハロゲンバルブに対し全体的に明るく性能向上となっているLEDバルブ。

・LEDは前方向を全体的に明るくするより、もともと照射されていた部分をさらに明るくする傾向があると思いました。

このように自身にて直接比較確認することができて良かったと思います。

比較検証のまとめ

日産ノートe-power グレードX ハロゲン仕様とfcl.製品について

絶対的な明るさはHIDに敵わないと思いますが、LEDヘッドライトには取付けの簡単さ、点灯時の速さ、省電力化による優位性等が挙げられます。十分にハロゲン色からホワイト色に移行できる環境になりました。

そして今回のもう一つの比較テーマ「ハロゲン色の純正ハロゲンバルブ・高効率ハロゲンバルブ・LEDヘッドライトの比較」においても納得できる結果となりました。

純正ハロゲンバルブと高効率バルブでの変化の確認は取れています。しかしLEDが優位な部分がはっきりと解りました。全体的なバランスの良い明るさになります。しかし照射距離や中央部明るさに関してはテストした高効率ハロゲンバルブの方が優位だと思います。

これは各バルブメーカー製品のチューニング等の違いや発光プロセスの違いであると思います。fcl.製品も2016年モデルと2018年モデルでは、製品のコンセプトが違っております。

今回の比較において個人的な感想ですが、白く明るさを求めるならLED ホワイト色6000K。ハロゲン色固定で選ぶなら消費電力・製品寿命・照射範囲・全体的な明るさでLED 3500K。

照射距離と中央部明るさ重視なら、高効率バルブを選ぶと思います。これらは、好みの問題になると思います。

比較検証車輌の日産ノートe-power グレードX ハロゲン仕様ですが、fcl.製2018年モデル LEDヘッドライト H11を利用してのコンバートは十分にコンバートする意味があると思いました。

fcl.様より2018年モデルにおいて取付けNGの事例があると御連絡を頂いておりました。バルブ後方のスペースの確認を指示されましたが、防水キャップ/カバーがあるタイプでヒートシンクが大きな製品は実際に取付けてみないと判らない時もあると思います。

今回の比較作業において2製品を複数回において取付け取り外しをおこなってみました。車輌側やLEDバルブの個体差もあったのかも知れませんが個人的には取付けOKだと思います。(取付けの保証はいたしませんが)

ヒートシンクと防水キャップ/カバーのクリアランスは目視できませんので耐久性と共に様子見とさせて頂きます。

fcl.製品の販売実績・製品性能・耐久性・1年保証・取付けNG時の返金制度等十分に評価できると思います。個人的にfcl.製品の強みは、上記の他に「みんカラ」を含めて多くの整備手帳や適合データを持っていて公開している事だと思います。やはり事例があることは、購入時の選択の強みの1つとなります。

今回の比較作業にあたり、日産ノートe-power グレードX ハロゲン仕様においてfcl.製LEDヘッドライトにコンバートを検討している方、他車でLEDにコンバートを検討している方、 LEDのホワイト色とハロゲン色の違いで検討している方々の参考になれば嬉しく思います。



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