<セレナ C26>フォグランプ LEDヘッドライト・ハロゲン・HIDを比較 - fcl. (エフシーエル)

<セレナ C26>フォグランプ LEDヘッドライト・ハロゲン・HIDを比較

 

取付方法

HIDキット

まず、タイヤを外します。ここまでしなくても作業は可能ですが、作業スペースが狭いので、結構苦労します。「急がば回れ」ですね。
タイヤハウスのカバーを途中まで取り外した画像です。ここまで外せれば、作業が楽になります
  1. 車体下からバンパー側を見ます。
  1. ビスが3本あるので、取り外します。本来はトルクスビスですが、いちいち工具を替えるのが手間ので。ステンのプラスビスにしています。
  1. 左右とも、タイヤハウス内にあるクリップ1個、エンジン側にあるカバーを、クリップを外して取り外します。ただし、高確率でクリップが破損しているので、予備が必要です。
こんな部品です。大きいのは、別のアンダーカバーです。
  1. タイヤハウスのカバーを引っ張り出します。
この作業を加えるだけでここまで違います。それほど変わらないように見えますが、左側は、かなりの力で引っ張っています。
  1. HIDキットの取り付けに入ります。必ず画のように組み立てて全体像を把握してから作業に取りかかりましょう。こうすることで配線の取り回しや、バラストなどの固定位置など、この後の作業イメージがつかみやすくなります。
  1. あと、H8の場合、画の右手にあるハーネス・カプラーを組み立てる必要があります。
  1. 画は運転席側です。バラスト・イグナイターの取り付け位置です。付属のステーなどは使わず、両面テープにしました。都合3回、同じ作業をしましたが、すべて付属のステー類は使用しませんでした。このあたりは、やはりボルト固定にこだわった方がいいのでしょうか?(本体のアースを確保する意味で)それでなければ、両面テープを予め貼ってあると、非常にたすかります。
  1. 点灯テストをして、バルブを取り付ければ完成です。 さて、施工時間ですが、約2時間掛かりました。ジャッキアップしたり、タイヤ脱着の分、手間が掛かりましたが、これを省略すると施工スペースが狭くなり、その分装着に時間が掛かったことでしょう。
今回は、二度目でしたのでこれくらいでできました、初めてだったら軽く半日コースになっていたかもしれません。

LED編

LEDの取り付けそのものは、通常のハロゲンバルブと変わりません。ただし、バルブ後方のスペースに気をつける必要があります。画ではわかりにくいですが、ハーネスが覆い被さっていて、クリアランスはギリギリです。
画の上方から伸びるハーネスが干渉しています。熱で被覆が解けることはないと思いますが、念のため、タイラップで持ち上げておきました。
こちらは運転席側です。ウォッシャータンクが邪魔をしているように見えますが、取り付けには、それほど支障はありません。
こちらの施工時間ですが、約15分でできました。カバー脱着は、何度か経験して慣れているので、これくらいでできましたが、それでも20分あれば、充分可能です。

点灯状態の比較

ハロゲン

ハロゲンバルブです。詳しくは、後の画像で説明しますが、HID&LEDに慣れた目では、「絶望的に暗い」という感想しかありません。
取り付けたのはフォグランプですが、この明かりだけでとても夜道を走る気にはなりません。
あくまでHID&LED基準ですが、デイライトとしても色温度的に昼間は周囲の光に溶け込んでしまって、頼りない気がします。また、せいぜい「明るめのポジションランプ」くらいです。
ただ、利点もあります。画はヘッドライトですが、結露がいつまでたってもなくなりません。(気温は3度くらいです)
これがハロゲンなら、あっというまに蒸発して無くなるでしょう。ランプに手をかざすと、熱を感じます。自分的には、忘れていた暖かみです。やはり寒冷地では、雪を溶かすために、この熱は必要だと思います。
ロービーム+ハロゲンフォグ
ロービーム+ハロゲンフォグ
 
ロービーム
ロービーム
ハイビーム+ハロゲンフォグ
ハイビーム+ハロゲンフォグ
ロービーム+ハロゲンフォグ
ロービーム+ハロゲンフォグ
フォグランプは、ハイ&ロー切り替えタイプに換装しているので、ハイビームではかなり遠くを照らしている(はずです)※手前の横断歩道まで約100m、上り坂のあと道が見えなくなるまで約200mあります。
ハイビーム+フォグ
ハイビーム+フォグ
ロービーム+フォグ
ロービーム+フォグ
フォグ
フォグ
フォグのみの点灯状況です。光軸の真ん中に線が出ていますが、バルブのフィラメントか何かの影が出ています。ハロゲンバルブにするメリットですが、
  • 発熱、
  • 他のランプがHIDやLEDの場合、「点灯していることが、色でわかる」
  • この色が好き
  • 色温度が黄色に近いぶん、雨などによる光の散乱が押さえられる。
ということでしょうか?

LED

ロービーム
ロービーム
ロービーム+LEDフォグ(ロー)
ロービーム+LEDフォグ(ロー)
ハイビーム+LEDフォグ(ハイ)
ハイビーム+LEDフォグ(ハイ)
ロービームでは一見して手前側が明るくなっていることがわかります。ハイビームにすると、かなり遠くまで見通せます。
ロービーム
ロービーム
ハイビーム
ハイビーム
ライト左には真ん中に、右には端の方に影が出ています。マニュアルには、LEDの発光面を左右に向けるように指示していますが、このプロジェクタータイプのランプでは、発光面を上下に向けた方が良いようです。
また、別角度からです。
純正採用されることも多くなってきたLEDですが、このLEDバルブも実用上まったく問題ない明るさです。さらに、点灯した瞬間に光量が最大になります。
理屈ではわかっていても、実際体験すると、HIDの光量の立ち上がりの遅さを感じます。また、あまり語られませんが、ハロゲンよりも立ち上がりが早いです。

LED&HID

施工の関係上、運転席側のみHIDになっています。
ロービーム
ロービーム
ハイビーム+フォグ
ハイビーム+フォグ
フォグのみ
フォグのみ
ロービーム
ロービーム
ハイビーム
ハイビーム
別の場所で車外からです。
近くからです。正面からは、HID・LEDの違いはほとんどないですが、こうしてみると、右側のHIDの方が明るいことがわかります。
最後に、このランプ。アイドリングストップからの復帰時、電圧が変動します。ハロゲンバルブの場合、一瞬暗くなるのがよくわかります。しかし、fcl.のこれらのバルブ、LED・HIDとも全く問題なく点灯します。
ちらつき、消灯など、全く問題なしです。HIDの場合、数十回に一度くらいはちらついたり、消灯するかもしれませんが、それでも充分優秀と言えると思います。ちなみにバッテリー直接ラインを引いてくると、さらに安定します。

商品はこちら

LEDヘッドライト/フォグランプ (H8/H9/H11/H16,HB3,HB4)
ホワイト・イエローから選べる!
HIDコンバージョンキット 35W (H1,H3/H3C,H4 Hi/Lo,H7,H8/H11/H16,HB3,HB4)
 
記事について
  • 商品改良の為、仕様・外観は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。商品の仕様などは、モデルの変更に応じて、変わります。必ず最新の商品ページをご確認ください。
  • 取付レポートに関しましては、あくまでも取付例となりますので、お車の年式、グレード、仕様によってバルブ形状、取付方法が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
  • HIDやLEDは高電圧を発生するため、取付けには大変危険を伴います。取付けの際は、バッテリーのマイナスターミナルを外し、ヘッドライトのスイッチをOFFにした状態で行ってください。
  • お車のグレードや仕様によっては別途バルブアダプター、キャンセラー等が必要になりますので、予めご了承下さい。
  • 記載の情報はあくまで一例となります。取り付けの際に起こった損害や、バルブ形状が異なるなどの責任は負いかねます、予めご了承ください。
 
エフシーエルは、高品質素材の厳選&高い技術力で皆様と一緒に愛車を育てるブランドです。
オンラインショップは全国送料無料・安心の1年保証!商品選びにお困りの際は、お気軽にお問い合わせください。
 
 
記事カテゴリーから選ぶ
 
部位から探す
車種から探す