LEDヘッドライトやフォグランプは雪が溶けないって本当? - fcl. (エフシーエル)

LEDヘッドライトやフォグランプは雪が溶けないって本当?

「LEDヘッドライトは雪が溶けない」とよく耳にしますよね。実際のところどうなの?対策はないの?気になることもたくさん!今回はLEDヘッドライト×雪対策を解説していきます。

LEDヘッドライトは雪が溶けないって本当?

はい。残念ながら本当です。
LEDはハロゲンやHIDに比べて発熱量が少ないため、レンズユニットに優しい反面、レンズの表面が暖まりにくくなっています。そのため、ハロゲンやHIDに比べると、LEDは雪がレンズに付着しても溶けにくく、積もりやすい傾向にあるんです。

そもそもなんで雪が積もる?

雪が降り、ライトに着雪します。熱量の高いハロゲンやHIDは雪が付着しても熱で溶かすことができますが、LEDの場合は、付着した雪がライトの樹脂部分とくっつき、そこにどんどんと雪が重なり、固まってしまいます
雪が固まるとライトの光が遮られてしまい、本来の性能を発揮できず視界が悪くなって、とても危険です。

LEDヘッドライトの雪対策

コーティング剤

LED装着車に出来る対策はないのか。熱により雪を溶かすことはできませんが、雪を付きにくくする方法があります。
それは、雪が降る前に、ロータス効果のあるコーティング剤をライトユニットに施工する方法です。
💡
ロータス効果とは?
ロータスとは英語で蓮(ハス)を意味する言葉です。蓮の葉は表面の成分や凹凸構造によって、撥水性(水をはじく性質)があります。そのため、水をよくはじき、全く濡れません。蓮の葉のこの撥水性のことをロータス効果と呼びます。
ロータス効果のあるコーティング剤を施工することでレンズユニットに被膜を作ります。
そこに雪が降ると撥水された水分が粒となり、ライトの樹脂に付着しにくくなります。
万が一、雪が固まってしまった場合も、ライトに傷がつきにくく、除去もしやすくなりますよ。

最後に

今回はLEDヘッドライトの雪対策について解説しました。
豪雪地帯など、地域によって状況は様々です。熱を溶かす対策ではありませんので、無理してLEDを使わず、安全面を第一に必要に応じてハロゲンやHIDを使用してくださいね。
簡単な施工なので、定期的に行えば、より撥水性を発揮し、深い艶を与えることができます。
ヘッドライトの黄ばみも気になる方は、コーティング剤をかける前にヘッドライトを研磨しておくことをおすすめします。 多少明るさもアップするし、ライトの状態もきれいに保てるので、愛車をより魅力的にみせてくれます。
ぜひお試しくださいね。
記事について
  • 商品改良の為、仕様・外観は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。商品の仕様などは、モデルの変更に応じて、変わります。必ず最新の商品ページをご確認ください。
  • 取付レポートに関しましては、あくまでも取付例となりますので、お車の年式、グレード、仕様によってバルブ形状、取付方法が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
  • HIDやLEDは高電圧を発生するため、取付けには大変危険を伴います。取付けの際は、バッテリーのマイナスターミナルを外し、ヘッドライトのスイッチをOFFにした状態で行ってください。
  • お車のグレードや仕様によっては別途バルブアダプター、キャンセラー等が必要になりますので、予めご了承下さい。
  • 記載の情報はあくまで一例となります。取り付けの際に起こった損害や、バルブ形状が異なるなどの責任は負いかねます、予めご了承ください。
 
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