2018-07-29
車のライトを明るくしよう!純正HIDを55Wにしてみた

「タントカスタム のライトが暗い!!」

皆さんがよく言われることです。ハロゲンであれば、HID化・LED化という案が出てきますが、純正HID者はどうすれば良いのか?と悩んでいる方に知って欲しい商品があります。

これからお話する内容は、純正HIDのわたしの車がある商品を取り付けたことによって劇的に明るくなった話です。



この商品は、明るさを出力する「バラスト」から交換することで純正HIDでは出せない明るさを出す商品です。簡単に言えば、35Wから55Wに出力を変え明るくする商品です。

車種専用品となるため、取り付けも以前の商品より簡単になりました。今回は取り付けから、交換後の点灯イメージも含め純正HIDパワーアップキットについて書いてみます。

わたしが検証しました

  • みんカラニックネーム:TS_やまねこ
  • 取付け車種: タントカスタム
  • 型   式
  • 年   式
  • 取付け商品: 純正HIDパワーアップキット
          (純正バラスト形状)タイプA

  • 作業時間:2時間程度
  • 作業難易度: ★★★☆☆
  • 作業概要:後期型純正HID(35W)からfcl.純正型パワーアップバラスト、バルブ交換(55W)への交換を行いまし

純正HIDパワーアップキットの取り付け

タントカスタムへの取り付け手順は、大まかに次の段階に分かれます。

A:フロントバンパーの脱着
B:ライトユニットの脱着
C:バラスト・バーナーの交換
D:ライトの光軸調整

手順では(A-1)というように段階を表示しています。

必要な工具です。

・プラスドライバー2種(大と中、1番と2番)

・マイナスドライバー中(平たいものであれば、何でも代用できます)

・10㎜ソケットレンチ(スパナでも大丈夫ですが、固着していると苦労すると思います)

意外に思うかもしれませんが、あとは潤滑スプレーとウエスがあれば、これだけで作業できます

手順1(全)

商品内容と取扱説明書を確認する。商品が届いたら、一刻も早く取り付けしたいものです。しかし、焦るとろくなことが起こりません。まず内容物をよく観察してください。次に同梱の説明書をよく読みましょう。

作業を始める前に
次の作業で紹介する光軸調整を自分でする場合、次の条件が必要になります。

1:作業場所には、前方に壁面があること

2:ライトを点灯させて、ライトの光がはっきり見える周囲の明るさ(暗さ)があること

3:作業完了まで車を移動させる必要がないこと

4:作業後半に暗くなることが予想される(作業は2時間程度はかかります)場合、作業場所を照らすハンドライトがあること

※この作業は専門業者に依頼する場合は不要です。業者によりますが0~3,000円程度の費用で可能なようです。ですから、交換作業のみ自分で行い、業者に光軸調整のみ依頼することも可能です。私の場合、車検直前に交換したので作業料金は車検の点検料に含まれ実質無料でした。

手順2-1(D)
ライトの光軸をマーキングしておく。

バルブ(バーナー)の交換によって、少なからず光軸が変化します。そのため車を壁面に3~5mの距離で、まっすぐ駐車します。

手順2-2(D)
ライトの光軸をマーキングしておく。

ロービームには「カットライン」という光の境目があります。画像のように壁面に写ったライトの光のうち、やや伸びたL字の部分にマスキングテープなどでマーキングをしておきます。

これが交換後の光軸調整の基準になります。当然、これ以後車を移動することは不可能です。不明な場合は「カットライン」等でネット検索すると色々な説明がありますので、そちらを参考にするのも手です。

手順3(A)フロントバンパーを外す

もしかしたらバンパーを外さずに交換できる車種もあるかもしれませんが、ほとんどの場合一度外した方が格段に作業効率が上がります。落下して傷つくことを防止するため、また寝転んで作業することが多くなるので、バンパー下に毛布やレジャーシートを敷いておくことをお勧めします。

手順3-1(A)バンパーの取り外し

バンパー上側のクリップを外します。画像の場所、3カ所です。※車種によっては、フロントグリルの脱着をしないと、バンパーにアクセスできない場合があります。タントの場合、そんなものはないので、いきなりバンパーの取り外しになります。

手順3-2(A)バンパーの取り外し

潤滑剤を吹き付けた後、画像のようにマイナスドライバーなどで、中心の突起を起こして引き抜きます。ただ、ほとんどの場合、クリップは硬化していて割れます。新品はディーラー、カー用品店、ネットで手に入るので、予め確保しておくと良いでしょう。純正品番90044-68320等他品番でも同じサイズのものが多々あります。

手順3-2(A)バンパーの取り外し

3カ所ともクリップを引き抜いたら、マイナスドライバーなどを穴に差し込んでおきます。次の取り外し作業で、バンパーが不意に落下することを防止するためです。

手順3-3(A)バンパーの取り外し

すでにバンパーが外れていますが、下側のクリップを外します。画像の位置に計6カ所あります。純正品番90044-68320等

手順3-4(A)バンパーの取り外し

タイヤハウス内のクリップを外します。片側に3カ所、両側で計6カ所あります。純正品番90044-67555-000等

中心をマイナスドライバー等で引き出してから抜きます。画像のように泥まみれになっていることが多いので、水洗いしておきます。

※車種によってはさらにビス留めされている場合もあります。この時点でバンパーを揺すってみて、グラグラしないようなら他にないか確認してください。

手順3-5(A)バンパーの取り外し

フェンダーとのツメのとっかかりを外します。予め潤滑剤をスプレーしておき、右手で緑○部分を下方向から支えて、左手で赤○部分を持って、手前に引っ張ります。かなり力が要りますが慎重かつ一気に力を入れると、「バンッ」という音とともにツメが外れていきます。

左右とも外したら、先ほど差し込んでおいたドライバーを引き抜き、バンパーを外します。

手順3-6(A)バンパーの取り外し

最後にフォグランプ等のコネクタを引き抜きます。最近の車はカメラ付きのものも多いので、こちらのコネクタも引き抜くか、予めカメラを取り外す必要があるかもしれません。

※この車にはありませんでしたが、ナンバープレートの裏側にビスがある場合も考えられます。

手順4-1(B)ライトユニットの脱着

左のプラスネジは3番(大きい方)を取り外します。ドライバーは大きさにあったものを使います。プラスチックの部品で留まっているので、途中まで緩めると抜けてきます。次に右下の10㎜ボルトを取り外します。

※スパナでも大丈夫ですが、さび付いていた場合、舐めてしまうこともあるのでラチェットレンチの方がいいでしょう。

手順4-2(B)ライトユニットの脱着

正面に回り、ライトユニット下の10㎜ボルトを取り外します。

手順4-3(B)ライトユニットの脱着

すでに外れていますが、赤○部分にあるボルトを外します。これはプラスドライバーでも外すことができます。あとは、ライトユニットを手前方向に引き抜けばとれます。

※黄色で示した部分が、フェンダーに挟まっているので、こじり過ぎると折れる恐れがあるので注意してください。

手順4-4(B)ライトユニットの脱着

画像ではユニットが外れていますが、実はまだライトユニットは完全には外れません。ライトにつながるコネクタを引き抜きます。左上から

1:ポジションランプ
2:ウィンカー(ソケットごと抜きました)
3:ロービームランプ
4:ハイビームランプ
5:レベライザー

※ライトユニットを外す前に、外せるコネクターは抜いておいた方がいいです。ただ、コネクターのツメの位置がよく見えないので、無理そうな場合は、見える位置まで外して目視してから外してください。

手順5-1(C)
バラスト・バーナーの交換

ロービーム側の防水パッキンを外します。反時計回りに回すと外れますが、たぶんスゴク堅いと感じると思います。

※赤○は光軸の調整ネジです。向かって左が上下方向、右が左右方向です。

手順5-1(C)
バラスト・バーナーの交換

フタを取り去るとバーナーにつながるコネクタが見えます。これも反時計回りにひねって外します。

手順5-2(C)
バラスト・バーナーの交換

注意:この作業は、後の作業の練習です。自身がある場合は、次の手順に進んでください。

コネクタを引き抜くと、バーナーが見えます。2本の針金をそれぞれ、押しながら外向きに押し出してフックから外します。あとは慎重にバーナーを取り出します。

手順5-1、手順5-2の作業を何度か繰り返し、

1:特にバーナーの切り欠きをあわせる。
2:コネクタを取り付ける

※この作業の練習をすることを強くお勧めします。ライトを取り付けてしまうと、直接見ることはできず「手探り」で作業することになるからです。ワタシ自身も、この作業は苦労するところです。せっかく苦労してライトユニットを外したのですから、目視しながら練習してみてください。

手順5-3(C)
バラスト・バーナーの交換

ライトユニットを裏返すと純正バラストがあるので、四隅のビスを取ってから取り出します。

手順5-3(C)
バラスト・バーナーの交換

バラストを裏返すとコネクタがあるので、これを取り外します。

手順5-4(C)
バラスト・バーナーの交換

コネクタのアップです。右手の方にツメがあるので、ツメを解除しながら右の方を浮かせて、左右にグラグラさせると外れます。

赤○の部分はバラストからバーナーの配線(銀色)を通しておく所です。

※赤□で囲んだ部分にゴムのパッキンがあるので、忘れないようにしてください。

手順5-5(C)
バラスト・バーナーの交換

ここから折り返しです。1バラストを入れ替えて、取り付け。2ライトユニットを取り付け。

※このとき新しいバーナーは取り付けず、古い方を、そのままにしておいてください。

手順5-6(C)
バラスト・バーナーの交換

試験点灯をします。バラストからのラインに新しいバーナーを取り付けます。転がらない場所に慎重に置いた後、試験点灯をしてください。
時間は数分間でもOKだと思います。

手順5-7(C)
バラスト・バーナーの交換

新しいバーナーに交換します。画像のように、取り付け場所はまったく見えません。完全に手探りになりますので、繰り返しますが練習した方がいいです。どうしてもとりつかない場合は、いったんバーナーを取り外して、もう一度最初からやり直してください。それでも無理な場合は、ライトユニットを取り外してから交換してください。

※くれぐれも、短気を起こして割ったり、素手で触らないでください。また点灯直後は熱いので気をつけてください。あとはバンパーを元に戻せば、一応完了です。ただし、少なからず光軸が変化するので、光軸の調整が必要となります。(自分で調整もできますが、専門業者に依頼し完璧に調整してください)

手順2-3(D)光軸の調整

画像見にくいですが、手順2-2でマーキングしておいたテープがあります。これに合うように光軸を調整します。

手順2-4(D)光軸の調整

光軸調整ネジに(というか山形になった部分)にプラスドライバーを差し込んで調整します。時計回して上方向、逆回しで下方向に光軸が動きます。左右方向は、やりにくい位置にあるのと、幸い調整の必要が無かったのでそのままにしています。

ビフォー・アフター

交換前の状況です。

純正品ではなく、6300Kの社外品が入っていました。(中古で買ったので)ついでに、+フォグの画像です。フォグはfcl.製6000Kです。

交換後です。

あいにくの雨天になってしまいました。しかし、見ていただければわかると思いますが、純正では照らしていない箇所も照らしてくれているので、明らかに照射範囲、明るさ共にアップしています。

別の場所です。

まとめ

元が6300Kの社外品からの交換だったので、色温度はほとんど変わりませんでした。しかし、純正からの交換であれば明らかな変化があります。また、元のは、色温度が落ち着くまでに1分ほどかかりましたが、交換後はすぐに明るい光が出て、数秒も経てば最大光量になります。

バンパー脱着が必要になりますが、手順さえ間違わなければ、それほど難易度は高くないと思います。一番必要なのは、少しの勇気です。

光軸の調整が必要になりますが、専門業者に依頼すれば数分で完了する作業ですし、それほど費用は掛かりません。

以上のように、「車検間近」「純正ライトが暗く感じる」「車が古くなってバラストがあと何年保つか不安」「バラストが壊れた」という方には、純正バラストの半値で「さらに明るく」なるわけなので、コスパは良いと思います。新しい車ならドレスアップに、ちょっと古い車ならば安くパワーアップが狙える商品だと思います。



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