マーチK12にfclのHIDキットを取り付けました
NISSAN
マーチK12
ヘッドライト :fcl.35W H4Hi/Lo 6000K HIDキット
マーチK12のヘッドライトにfcl.35W H4Hi/Lo 6000K HIDキットを、ポジション球にLED T10を取り付けました。 HID取り付けの流れをご案内致しますので、取り付け作業にお困りの際、是非ご参考になさって下さい。
マーチの場合、ヘッドライトASSYを取り外すには、フロントバンパーの取り外しが必要です。
※HIDの取付のみの場合、フロントバンパーの脱着は必要ありません。外装はピンで固定されている場合が多いです。非常に壊れやすいパーツなので、専用の工具があれば使っていただく方が安心です。
ヘッドライト取り外し
カプラー、コネクターの取り外し
【点灯テスト】
【リレーハーネスタイプの場合】
バッテリー+、H4コネクター(3PIN)、バラスト、H4Hi/Loバルブ、ハイロー信号用の各カプラー、アースを確実に接続します。
【点灯テスト】
【リレーレスタイプの場合】
H4コネクター(3PIN)、バラスト、H4Hi/Loバルブ、ハイロー信号用の各カプラーを確実に接続します。
リレーレスタイプは、純正のH4カプラーより電源を供給する仕組みです。車輌側の電圧や電流の供給量によっては、正確に動作しない場合があります。
ハイビームインジケーターの点灯確認をしてください。今回は、問題なく点灯しています。点灯しない車輌は下記の内容をご確認ください。
ライトスイッチをオンにして点灯を確認します。ハイローの切替も同時にチェックしておきます。ハイビームに切り替えた場合にハイビームインジケーターが点灯をするか確認します。インジケーターが点灯しない場合は、別売りのハイビームインジケーター不点灯防止ユニットを取付けると、インジケーターが正常に点灯します。今回、点灯したので、ハイビームインジケーター不点灯防止ユニットは使用しません。※点灯確認ができましたら、H4Hi/LoバルブはヘッドライトASSYへ装着するため、外しておきます。
【裏側】
先ほど取り外したヘッドライトASSY裏側です。
【ゴムカバーを取り外し】
ゴムカバーを取り外すとハロゲンバルブがクリップで固定されているのが確認できます。クリップを外し、慎重にハロゲンランプを抜き取ります。
【ハロゲンバルブを取り外し】
【シェード取り付け】
H4Hi/Loバルブのシェードを取付け、ハロゲン同様にクリップで固定をします。続いてゴムカバーの取付を行います。ゴムカバーは、しっかり奥まで押し込むように装着させます。装着が緩い場合、H4Hi/Loバルブの固定がうまくいかなかったり、防水が不完全になり、レンズの曇りを発生させてしまう場合がありますのでしっかりと行います。
【ゴムカバー取り付け】
今回、社外品のためか、シェード部分にはめる部分のゴムが長かったので、カットします。
H4Hi/Loバルブのシェードを取付け、ハロゲン同様にクリップで固定をします。続いてゴムカバーの取付を行います。ゴムカバーは、しっかり奥まで押し込むように装着させます。
装着が緩い場合、H4Hi/Loバルブの固定がうまくいかなかったり、防水が不完全になり、レンズの曇りを発生させてしまう場合がありますのでしっかりと行います。
【H4Hi/Loバルブ取り付け】
H4Hi/Loバルブを慎重に挿入します。この際、奥まで差し込んだ上で、lockの位置までしっかりと右に回し確実に固定をしてください。固定が不十分だった場合、走行中の振動によりH4Hi/Loバルブが抜け落ち車輌火災につながる恐れがあります。
【LOCKを確実に!!】
前面からはこのように仕上がりになります。シェードとH4Hi/Loバルブがしっかりと固定されています。
ポジション球やウインカーなどをLED化される場合には、このタイミングで各バルブの差し替え作業を行います。
【ハロゲンバルブを取り外し】
ポジションバルブが装着されているコネクタを回して外し、LEDを装着し直して、同様に取付けるだけです。
※ポジション球には極性があります。事前に車体と接続して正常に点灯するか確認の上で装着されることをお勧めします。
【LEDバルブを取り付け】
今回は、作業の流れ上、ヘッドライト本体はこの段階で取り付けします。
【取付ステーの取り付け(裏面)】
付属のビスを使用して、ステーを取付けます。
【取付ステーの取り付け(表面)】
【右取り付け位置】
運転席側はストラット下部付近のネジを利用し、設置しました。イグナイターは、ヘッドライトユニットの側面に両面テープでとりつけました。
【左取り付け位置】
助手席側もストラット下部付近のネジを利用し、設置しました。イグナイターは、ヘッドライトユニットの側面に両面テープでとりつけました。
リレーハーネスの取り回しや、バルブとの接続を考慮した上で、バラスト取付位置を検討していきます。リレーレス仕様の場合も同様です。
※バラストは防水、放熱・耐熱構造になっていますが、設置は高温になりやすい箇所や水のかかりやすい場所は避けて設置します。
※通気性・放熱性を考慮した取付を行うことをお勧めします。
今回はfcl.独自の特殊加工が施されたバラストの放熱性を最大限に
発揮できるよう前面にスペースを設けた取付を行っています。
バッテリー+、H4コネクター(3PIN)、バラスト、H4Hi/Loバルブ、ハイロー信号用の各カプラー、アースを確実に接続します。
まず、リレーを固定します。今回は、L型ステーを作ってバッテリーの付近に取付けました。
電源線をバッテリーの+側に接続します。
フロントガラス側の純正ハーネスに添って、配線の取り廻しました。フロントガラス側の純正ハーネスに添って、配線の取り廻しました。
左右のアース(-)線を最適な箇所に取付てください。確実にアースできていないと点灯しません。
車体3Pコネクターとリレーハーネスの接続。
リレーハーネスとバラストの接続。
バラストとH4Hi/Loバルブの接続2箇所
H4Hi/Loバルブとリレーハーネスのハイロー切替信号用カプラーの接続。
各配線を的確に取り廻し、運行上、安全に使用していただくため、インシュロックなどで、必ず固定してください。
H4コネクター(3PIN)、バラスト、H4Hi/Loバルブ、ハイロー信号用の各カプラーを確実に接続します。
車体3Pコネクターとリレーレスユニットの接続。
リレーレスユニットとバラストの接続。
H4Hi/Loバラストとバルブの接続2箇所
H4Hi/Loバルブとリレーハーネスのハイロー切替信号用カプラーの接続。
リレーレスユニットは、ヘッドライトユニットの側面に両面テープを使用して取付けました。
【ライト廻り組付け完了】
すべての接続が完了しましたら、最終確認を行ってください。バラストやその他のパーツがきちんと固定されているか、干渉などによる不具合が起きないか、接続されていない箇所がないか、想定しながら、慎重に確認します。続いて、点灯テストを行います。ハイローの切替えの動きなども合わせて確認してください。
【バンパー取付完了】
最後にフロントバンパーを取り付けます。
完成後の外観は、作業前と比較すると見違えるほどにリフレッシュした印象になりました。新品のヘッドライトがHIDの性能を最大限に引き出して、オーナー様からも非常に喜びの声をいただきました。
これでヘッドライトのHID化は完了です。