LEDの基本構造と発色方式について - fcl. (エフシーエル)

LEDの基本構造と発色方式について

車のライトだけでなく様々な場面で普及が進んでいるLED。しかし「一体どういった構造で光っているのか?」「どうやって色味を出すのか?」など、LEDの基本構造についてはあまり知られていません。
ということで今回はLEDの構造と光り方(発色方式)についてのお話。明日使える豆知識としてお役立ていただければ幸いです(笑)

LEDの基本構造について

砲弾型、フラックス、SMD、COB、パワーLEDなど前回のブログではLEDの種類についてお話しましたが、仕組みこそ違えどLEDの基本構造はどれもほぼ同じなんです。
上の図はLEDチップ。Pは+、Nは-を表しています。プラス電流はマイナスへ移動し、マイナス電子はプラスへ移動する。この電子の流れによってLEDは発光しています。

LEDが様々な色を出せる理由

街で見かけるイルミネーションや信号機、一般家庭の室内灯まで最近は身近な存在になったLEDですが、その発色方式はどうなっているのか。以下の図とともに見ていきましょう。
まず車業界で最も多いのが青色LEDに黄色蛍光体を組み合わせる発色方式です。
次は青色のLEDに赤と緑の蛍光体を入れたもの。少し暗くなりますが色の表現が自由になりますため主に照明業界で活躍しています。
赤、緑、青の燦3チップでの発光。明るくて演色性が最も良いため照明に使われますがが、コントロール、統一性、生産性などで劣る場面もあります。

実際に実験してみました!

最後はfcl.の商品を使って上部で説明した「1」実験をご紹介してみたいと思います。「発色方式でこんなに変わるのか!」というイメージが伝われば嬉しいです。
青のLEDに黄色の樹脂が施されているノーマル状態の場合↓
純白に光っています。 しかし、ここでチップ表面の黄色い樹脂を取り除いてみます。こうなります!↓
青色LEDが発明される前は補色混光でしか白色が表現できませんでしたが、最近は青色LEDが量産化できるようになったシングルチップ方式が主流となりました。

まとめ

今回は「様々なLEDがありますが基本構造は一緒」そして「発色方式によって様々な色味を演色できる」ということについてお話しました。
少しマニアックなお話ですがお友達とLED関係の話題になった時は、ちょっとした豆知識として使ってみるのも良いかも知れません(笑)
記事について
  • 商品改良の為、仕様・外観は予告なく変更する場合があります。あらかじめご了承ください。商品の仕様などは、モデルの変更に応じて、変わります。必ず最新の商品ページをご確認ください。
  • 取付レポートに関しましては、あくまでも取付例となりますので、お車の年式、グレード、仕様によってバルブ形状、取付方法が異なる場合がございますので、予めご了承ください。
  • HIDやLEDは高電圧を発生するため、取付けには大変危険を伴います。取付けの際は、バッテリーのマイナスターミナルを外し、ヘッドライトのスイッチをOFFにした状態で行ってください。
  • お車のグレードや仕様によっては別途バルブアダプター、キャンセラー等が必要になりますので、予めご了承下さい。
  • 記載の情報はあくまで一例となります。取り付けの際に起こった損害や、バルブ形状が異なるなどの責任は負いかねます、予めご了承ください。
 
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