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電源ノイズの正体と対処法

こんにちは、fcl.のツチダです!


前回は電波ノイズの対策についてお話しましたが、
本日は電源ノイズ(伝導ノイズ)の対策について。通常のノイズ対策と言えは「シールド!」と思い浮かぶと思いますが意外と電源ノイズは見逃されがち…


しかし、電源ノイズは物理的な振動によるノイズですから電波ノイズ以上に厄介な場合もあるんです。璧にシールドしたのにノイズが軽減されないという方はこの電源ノイズ対策をチェックしてみてくださいね!


1.回路を独立させループを断ち切る


車の機器の多くはヒューズボックスや ACCなどの共通電源、共通アースを通じて、繋がっています。リレーを使って回路を独立させることで、ほかの機器への影響を最小限に減らすことができます。


2.ノイズフィルタ


電源ノイズは線に乗って必要信号と混じって伝わります。ノイズフィルタはその中から、必要信号とノイズを分離してノイズをアースに逃がしたり、消費して減衰させる働きをします。


しかし、覚えておきたいのは100%ノイズを分離できるフィルタは現存しないということ。残ったノイズが機器に影響を与える可能性もありますので、色々な製品を試しながら使うことをおすすめします。


3.コンデンサー


ノイズを取り除くではなく電気の波を穏やかにして、影響を軽減するというのがコンデンサーです。取り付けはノイズ源である機器と並列してコンデンサーを接続するだけの作業なので一般の方にもチャレンジしやすい対策です。


まとめ


電源ノイズの発生ルートは多岐に渡りますが、取り急ぎ本日紹介した「回路の独立」「ノイズフィルタ」「コンデンサー」を試してもらえれば大半は解決できると思います。


「シールドしたのにノイズが止まらない」という方は、本日紹介した電源ノイズ対策を参考にしてみてくださいね!



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