トップ > HID選び方 > HID・LED選びに重要なルーメン、ルクス、カンデラ、ワットの違いを説明! ルーメン、ルクス、カンデラ、ワットの違いを説明!こんにちは、fcl.のナガシマです! 「ルーメン、ルクス、カンデラ、ワット…」何か呪文のようになってしまいましたが、ライト選びにおいて知っておきたいのが光の単位について。そこで本日はルーメン、ルクス、カンデラ、ワットそれぞれが何を示しているのかを簡潔にまとめてみたいと思います! ここをしっかり押さえておけばネットに出回っている光り物の誇大広告を見破るヒントになるので、ぜひ参考にしてみてください! 1.ルーメン ルーメンとは光源(大元)の能力を現す単位と覚えておくと良いでしょう。上図の場合各方向に光束を放っておりその合計が 3000 ルーメン。 ルーメンはライトの明るさではなく発光体の性能を比べる時に有効な単位です。 2.ルクス ルクスは光に照らされた面の明るさを表します。家庭照明などではよく使いますが、利用条件によって値が変化するため車では使われません。 例えば、勉強机に置いたデスクライトを点灯させた場合に、 机の表面やノートの表面がどの程度の明るいかを示す単位がルクスです。 3.カンデラ カンデラは光束の強さを表しその数値が高いほど明るさを示しています。上図のAとBは同じ電球ですが測定地点まで届いた光束の本数が異なります。この光束の本数こそがライトユニットの明るさの正体ですね。ちなみに車検時に計測するのは、このカンデラ数値です。 4.ワット ワットは光の放射束エネルギーの【W】という 単位と、電気の電力の単位【W】の二種類ありますが一般的には後者を指します。ワットとは光源が消費している電力を測る数値。 同じ発光効率【lm/W】なら光源能力の判断基準になります。LEDの発光効率は200Im/W程度です。 光の単位を知らないとちょっと怖いライト選びよくネットで目にする「全光束100000ルーメン!」というような触れ込みは一見明るそうなイメージを持ちますが内容を良くみたら12V30W。LEDの発光効率は200Im/W程度なので明らかな誇大広告だったりします。 あとは○○メーカーの○○チップを使い4000ルーメンを実現!と謳っているようなものもありますね。これは単純に最高数値のチップを枚数分足しているだけで実測値を計測していないのでは?と思われるものがありました。 とはいえ、一般の方でそれら誇大広告を見破るための知識を完璧に身につけるのはなかなか難しいもの。だからこそ、光り物はメーカーの信頼度で買うというのが正解なんじゃないかと個人的には思ってます。 そう、fcl.のようなところでね(笑) まあ、色々とメーカーはありますので、サイト、購入者の意見を聞いて判断していただければと思います。 【カテゴリー一覧】
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