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CREE社製のLEDチップって性能良いの?
結論から言うと、世界で初めて200lm/W超えのLED(XLamp MK-R)の量産化を行っている企業ということで、最近、色々なメーカーが採用しているようですが、ただ、LED業界TOPの日本の日亜化学、車の照明で世界市場のリーダーであるオスラムなどと比べて大きくCREE社製のLEDチップが優れているとは、はっきとは言えません。正直なところ大きな大差はないと思っています。
LEDチップのメーカーについて、今日LEDのチップやメーカーについても様々な商品が取り扱われています。有名なメーカーで言えば、先ほど紹介したCREE社や、日亜化学、オスラム、その他にもシャープなどあります。
特に自動車用商品で多く目に留まるのが、CREE社製のLEDチップが採用された商品です。
CREE社はアメリカの有名な会社で、家庭用のLED電球から懐中電灯まで様々な、商品にCREE社のLEDチップは採用されています。
明るさに関しては、さまざまなメーカーが、より明るいLEDの開発を日夜研究を行っています。特に、日本の日亜化学は、1チップあたり1500ルーメンのLEDチップを開発しています。ハロゲン球が、1000~1200ルーメン程度なので、1チップで1,500ルーメンなので驚異的な明るさではないでしょうか。
さらに、米粒サイズ(1.8㎜*1.8㎜サイズ)のチップですら、1チップあたり315ルーメンと明るくて小さな大光量のチップが、続々と出てきています。
ただ、私としては、チップの明るさよりも、明るくなったLEDチップから発せられる熱を如何に処理をするかが、もっとも大事になってくると思います。
明るくなったとしても、自身の熱で自滅しては本末転倒だから。
明るさよりも放熱性が重要
LEDヘッドライト・LEDバルブなどの商品の視点でみると、明るさだけでなく、放熱性も重要になります。
明るさを求めると、それに伴いLED自身が発生する熱が問題になり、LEDに関しては、「放熱する仕組み」が必要になります。
LEDヘッドライト・LEDバルブを販売している各社は、それぞれ、 放熱用のフィンやファンなどLEDバルブ自体に、放熱の仕組みを組み込み熱対策を行っています。それに伴いバルブが大型化、別体のコントローラーなどが、 必要になる場合があります。
商品構成以外にも、ハンダ付けが甘かったりするだけでも放熱性が悪くなるので、商品選びの際に気を付けて頂きたいのが、ルーメン数が大きかったり、値段が安ければ良いというわけでは、ありません。
もちろん、使い捨ての感じで商品を選ばれている場合は、話は別ですが、長く愛用されてい場合は、その辺りも意識することが必要ではないでしょうか。
まとめ
LEDバルブを選ぶときは、チップも重要ですが、放熱の仕組みや、 部品構成なども考慮する必要があります。
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